愛玲ネット通販徹底比較
Love Love Love~クラシカル J-Ballads ![]() 価格: 2,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ヒットしたお馴染みのJ-POPのバラード曲を、クラシック奏者が奏でるという企画です。凡庸な演奏者ならBGMのようなイージーリスニングに陥りますが、奏者の質の高さが奏でられる音楽の水準を極めて高いものにしています。このカヴァー集は関心を持つ人も少なく、あまり評判になっていないのが不思議ですが、音の艶やかさは絶品です。 チェロの新倉瞳は、自身のアルバムで注目された才色兼備の新進気鋭チェリストです。20代前半の若い感性が奏でる「LOVE LOVE LOVE」のメロディは歌っているかのごとく感情移入され、このように演奏してほしい欲求以上の表現で迫ってきます。 ピ |
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少年愛者―神話とタブーに包まれた彼らの本当の姿を探る ![]() 価格: 1,680円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 可愛らしい表紙でサブカルチャー書籍のコーナーに並んでいたものを、興味半分で買ったら、「痛い目」にあった。タイトル通り、本書は「少年愛者」に関する研究の本なのだが、それは決して、少年愛者寄りのスタンスに立って、彼らのマイノリティとしての辛さを並べる類のものではない。 あくまで、少年愛者たちの(一部の)「大人とまだ幼い少年とのセックス」を正当化しようとする歪んだ思想を糾弾することに、ページの多くが割かれていたのである。 とは言うものの、本書が告発者としての感情的な怒りに彩られているかと言えば、それはそうではない。著者は様々な立場に立つ人々への話に耳を傾け、少年愛者をいかに実社会へと |
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浪漫都市物語―上海・香港’40S (発見と冒険の中国文学) ![]() 価格: 1,937円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 本書は張愛玲(チャン・アイリン)・楊絳(ヤン・チアン)、二人の女流作家が 日中戦争の最中、1940年代の上海と香港を舞台に描いた短編を 一冊にまとめた作品集である。 目玉は「傾城の恋」としても知られる張愛玲の代表作「戦場の恋」 英植民地として日本軍の勢力圏内に孤島のように残されて、 20代で代表作のほとんどを書いてしまった張愛玲は、 |
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Cui-ling(ツェイリン) ![]() 価格: 3,059円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 まあ、「2」がOP曲初代に使われた「ナースエンジェルりりかSOS(平成7年7月?平成8年3月)」についてもう少し述べてみると、うーん、原作の絵柄は「ときめきトゥナイト(昭和57年10月?昭和58年10月)」と同じ池野恋さんによるものです。それと、「かなりシリアスなストーリー重視展開」を考えていたようです。「終盤に悲劇が待っていた」と言うのは、先に始まった「愛天使伝説ウェディングピーチ(平成7年4月?平成8年3月)」で、最初の3人それぞれに結局恋人ができた形で終わったのと対照的だったかな、と私はこう考えました。 キャストとしては、ED曲2つを担当した麻生かほ里さん(a |
エンターテイナー ![]() 価格: 2,100円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 奥村愛さんの奏でるヴァイオリンの音が大好きでずっと聞いているのですが、本作の収録作品は無知無学な私は全然しらない物ばかりでして、しかもそのタッチの軽さというか強いて悪くいうならば落ち着きがない、よく言えば軽妙。 う?ん、どう表現していいのか困る作品(音色)です。アレンジに因するのか原曲自体がそうなのかわかりませんが正統派的な重厚なクラッシックとはまったく異なります。 私は弦楽器、殊にヴァイオリンの演奏が好きですがこれほど楽しそうな音色は初めてです。 多分多くの人が思う「クラッシックって堅苦しい、敷居が高い」「ヴァイオリンって何か主張が強くて」といった先入観 |